クリスマス醵金について

red baubles on green pine tree

これまで旧女子部卒業生会では、クリスマスの贈り物として長く続いてきたものがクラス単位でのクリスマス醵金です。
毎年、秋になるとクラス委員に振込用紙を郵送し、クラス単位でクリスマス醵金をおこなってきました。
その背景から南沢会になってからは、女子部クラス委員のみに振込用紙を送ってきましたが、会費の払い方がクラス単位から個人単位に変更するクラスも増え、今後のクリスマス醵金の在り方を考えた時に、その想いと目的は変わらずに会員の皆さまにその歴史と意図をお伝えし、個人単位で醵金いただくことが望ましいのではないかと考えました。
つきましては、クリスマス醵金のこれまでの歩み、醵金に関わる過去の会報、醵金先からのお声を報告いたします。

こちらをご覧いただき、主旨に賛同してクリスマス醵金を頂ける方が多くいらっしゃれば嬉しく思います。
※クラス単位でのクリスマス醵金も引き続き歓迎いたします

【クリスマス醵金専用振込口座】

こちらの口座にお振込みください。

 銀行名  : ゆうちょ銀行
 店番号  : ゼロイチキュウ店(019)
         ※他行から振り込む場合
 口座番号 : 00140 – 9 – 411829
 口座名義 : 自由学園南沢会

◆クリスマス醵金の歩み(会報からの読み取り)

旧女子部卒業生会では、40周年事業の醵金の為に1958年に初めてセールが行われました。その後、毎年友愛セールや催し物をクラス毎に受け持ち、その売り上げを特別会計として計上した中から、学園の周年事業や明日館や学園備品の修繕、外部では救世軍などに寄付をしていました。
現在、クリスマス醵金を寄付しているような福祉施設の名前は、1976年度の会報67号の会計報告にベテスダ奉仕女母の家三田谷治療教育院が寄付先として初めて記載されています。

ただ、なぜそこに寄付をしたかの経緯は書かれていないため、推測しかできませんが、その頃の会報では、クラスの人が働く施設を応援したいという記事が掲載されたり、卒業生が運営する施設が会報上で古着や不用品などの寄付を募ったりなど、卒業生がかかわる福祉施設を応援したいという雰囲気があったのではないかと思います。
また、その頃の会報を読んでいると、醵金を増やすために、セールのレベルを上げようという熱気も伝わってきます。
その後はしばらく寄付先としてベテスダ奉仕女母の家、三田谷治療教育院、救世軍奉仕センターに毎年寄付を行っています。
1982年にひかり園が加わり、1985年にはのぞみの家が加わりました。
未だこの頃には、クリスマス醵金ではなく、寄付として会報に掲載されています。

クリスマス寄付となるのは、1993年の決算報告書からで、現在のようなクリスマスの寄付として寄付先がまとめられています。また、クリスマスには女子部に本や図書券をプレゼントしていましたが、それが自由学園図書館への寄付と変わっています。

1996年に会報の年間特集で福祉特別号を発行し、卒業生の関わる福祉施設を紹介しています。その中で寄付を必要としている施設がほかにもあるという事から、以前からの5件に、志染愛真ホーム、共働学舎、やわら木苑、別府総合ケアセンター泰生の里、バット博士記念ホームを加えた10件と図書館に寄付をするようになります。

このWebはコンテンツを保護しています。

0
ご意見をお聞かせください。x