「54年前の柳窪を中心とした茅葺きの民家写生展」のお知らせ

自由学園女子部33回生の写生を展示

2009年3月7日から22日まで、東久留米市中央図書館2階ホールで「54年前の柳窪を中心とした茅葺きの民家写生展」が開かれます。
展示される作品は、1955(昭和30)年に吉岡堅二先生指導の下、女子最高学部二年生(女子部33回生)が、美術の勉強として現在の柳窪・前沢地区の茅葺き民家を写生したもので、約20点が展示されます。
写生の対象地域となった一つである、現在の東久留米市柳窪地区は、武蔵野の原風景が多く残っており、その環境を後世に残そうと活動する市民グループを中心に、定期的なイベントなどが盛んに行われています。この活動に近年、最高学部も協力しており、今回の作品展示会もその活動のひとつです。
写生した民家は、50数年の間にほとんどが茅葺きから瓦屋根などにかわりました。茅葺きの民家が多く建ち並んでいた時代の様子を知る、大変貴重な「郷土資料」にもなっています。

また、3月15日には同じく東久留米市中央図書館視聴覚ホールで、柳窪活動・調査報告会が行われます。報告会では柳窪地区における伝統文化を研究テーマとした(柳窪の土に根ざした暮らし―「伝統」文化の融合と担い手―)、自由学園最高学部卒業生の男子部63回生 渡邉武俊さん(琉球大学大学院人間科学研究科)の発表も行われます。

合わせてご参加下さい。

■「54年前の柳窪を中心とした茅葺きの民家写生展」
日時:2009年3月7日(土)~22日(日)10:00~17:00(水・木~18:00)
(13・17・20は休館)
場所:東久留米中央図書館 2階ホール
(東久留米市中央町2-6-23 042-475-4646)
http://www.lib.city.higashikurume.lg.jp/
主催:柳窪の環境・景観の保全を考える会、NPO法人東久留米の水と景観を守る会
協力:学校法人自由学園 最高学部 資料提供:資料室

■柳窪活動・調査報告会
日時:2009年3月15日(日) 午後13:30~16:00
場所:東久留米中央図書館 視聴覚ホール
当日会場にて受付
資料代:300円

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自由学園資料室所蔵

文・資料提供:自由学園資料室
担当:越前屋香菜(J84)

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