中国四国自由学園南沢会の報告

2023年9月10日、4年ぶりの待望の中国四国自由学園南沢会が開催されました。

 

地方の会の運用は地方ごとに特徴があるのですが、中国四国地方は県ごとに幹事を持ち回りされているとのことで、今年は山口県が担当され、美しい錦帯橋を望む岩国国際観光ホテルのロイヤルホールでの開催となりました。最年長は男子部26回生、最年少は女子部90回生と幅広い年代24名が集い、四国から船に乗って4時間かけて参加された方もいらっしゃいました。

会は学園長の礼拝をもってはじまり、皆で讃美歌90番をうたいました。続いて学園長から今の学園の様子を盛り沢山のスライドを交えてお話しいただきました。コロナ禍を通しての変化、共生共学に向かった学びの形の変化など、今の学園の新しい取り組みの数々に参加された方々は興味津々で聞き入っておられました。

乾杯の発声は、今年の4月に愛媛に転勤となった南沢会副委員長が行いました。歓談の時間を楽しみつつ、協力会の高橋会長からの挨拶、100周年募金委員会の塙委員長の挨拶と続き、南沢会からも今年度の取り組みついて、主に10月9日から始まる新ウェブサイトについてお話しする時間をいただきました。

 

双方向の交流ができて会員同士の交流がとりやすくなるページを、実際に委員長の個人アカウントをスクリーンに投影してご覧いただきました。ウェブサイトで読む会報がとても見易いことも確認いただき、会員のお店などがマッピングされたページもご覧いただき、会員の皆さんが新ウェブサイトを楽しみにしてくださっていることを嬉しく思いました。

参加者全員の3分スピーチでは、近況から思い出話し、本日の感想に至るまで様々な声が聞かれて、もっと沢山のお話しを皆さまとしたいと感じるひと時でした。

最後に「かかげよ旗を」を斉唱し、記念撮影を行ってお昼の会が閉式となりました。

夜の会では、四川料理を舌鼓しつつ、二つの円卓を囲みながら和やかな雰囲気で開催されました。学園長ご夫妻も含めた18名の参加者は、それぞれ近況を話したり、自由学園に対する思いを話したり、とても豊かな時間を過ごすことが出来ました。南沢とは物理的な距離は遠くても、皆にとっては、自由学園は常に近くにいるという事を改めて気づかされました。弾んだ話は止まらず、予定時間を大幅に超えてしまいましたが、来年は初の四国開催ということで松山での再会を祈念して、お店の閉店とともに解散となりました。

地方の会は、距離的な制約もあり、多くの人が集まることが難しい面もありますが、四年ぶりの開催で、久しぶりの再会で本当に生き生きとした姿を見て、リアルな集いの大切さを実感致しました。今後も中国四国南沢会の継続的な開催と発展を祈念致します。

南沢会委員長  J72 足立有希子
南沢会副委員長 D52 奥貫 聡

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