自由学園への支援状況「消毒用使い捨て布」活用事例のご紹介

自由学園は、中等科、高等科が8月24日より、最高学部が9月15日より、二学期が始まりました。先日学園より、卒業生から使い捨て布の入ったレターパックが届いている状況をお伝えいただきした。(9月11日現在 38通) 早速多くの卒業生がご賛同下さっている事がわかり、大変嬉しく思います。皆さま、ありがとうございます。実際にどのように「使い捨て布」を使っているかを、お知らせいただいたので、一部抜粋してご紹介いたします。

■女子部料理担当教員の稲原先生より

「食に関して、最近の様子を少し伝えさせてください。女子部では、通学生はお弁当から始め、1週目の寮生分は教員が作り、生徒にはまず、消毒や手洗い、検温などに慣れてもらいました。2~3週目は生徒と、寮生(100人)の分をゆとりをもって作り、手順など確認しながら昼食作りをしました。生徒は、半年ぶりの台所での料理でした。
いよいよ9月14日から、全員分の食事を生徒が作ることになります。密を避けるため、食堂で100人、残りの人は、教室に運び食べることになります。全員前を向いたテーブル配置、間隔をあけ、話すことも控えるという、日常とは違う食事ではありますが、
いろいろな方の助けがあり、生徒の食事つくりが再開され、温かい食事ができますことに感謝です。食器の後片付けの際も、手袋、マスクをつけて、食器を使い捨て布で下拭きし、洗浄をしています。
各家庭から、学期初めに使い捨て布を集めましたが、あっという間に消費し、その後も通学生のご家庭に呼び掛けて集めています。布を切ることも追いつかずにいました。そんな時に、卒業生会の多くの方からの贈り物が届き、感激しています。本当にうれしく助かっています。レターパックで、必要な大きさに切り、素材も考えた取り扱いで、なんというお心づかいかとそれにも驚いております。本当にありがとうございます。」

それほど多く入らないレターパックで発送すること、送る布の大きさが指定されていることなどで、疑問に思われることも多いかと思いますが、寮でも同じように消毒作業はしているので、これは使い捨て布に使えそうだ、と思う布がありましたら、何度でもお送りいただけたらと思います。

引き続き、学園の新しい生活様式のためのご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。尚、繰り返しとなりますが送る際はレターパックでの郵送でお願い致します。

※具体的な支援の方法につきましては、既にお知らせしている「学園の新しい生活様式のための支援のお願い」をご参照ください。
※支援の係/メールアドレス shien.j66@gmail.com 

(66回生 阿部・露木)

レターパックで届けられてそのまま一時保管レターパックで届けられてそのまま一時保管

何枚あっても助かる使い捨て布何枚あっても助かる使い捨て布

毎日の消毒作業毎日の消毒作業

使いやすいように工夫使いやすいように工夫

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