2018年11月度那須農場復興支援労働報告


今年度第8回目の那須農場復興支援労働のボランティアを11月17日(土)〜18日(日)に実施しました。
那須では秋も深まり冬の音が聞こえてきました。そんな中、みなさんで2018年春に植えた稲からコシヒカリの新米ができあがり、今回みんなでそれもいただくことになりました。

今回も同学会10名、在校生父母1名、卒業生家族2名、一般の方2名の計15名にご参加頂きました。

11月の労働の作業内容は下記の通りです。

①子牛牛舎の建設
②梅の苗の植え付け
③牛舎の冬支度
④新米の袋つめ
⑤食事作り

①子牛牛舎の建設
有志でこれまで準備してきた土台のところへ、10月にコンクリートを流し込みました。
それが固まり、今回はそのコンクリートの枠を外し、仕上げを行いました。

 

また、枠組みの補強も兼ねて筋違えを入れることに。さすが親方、慣れた手つきです。
そして子牛用の給餌と水飲み用の容器を準備。お手製でなかなか良い感じです。

 

さらに、ゲートや上部にファンも取り付けられ、あとは電気が来れば、いよいよ運用開始ができるのではないでしょうか?

②梅の苗の植え付け
梅林を復活させてたいという願いもあって、10月に防草シートを張ったところへ等間隔で梅を植えていきました。
来年、再来年に梅の実がなったら梅ジュース、梅酒も作りたいですね。

 

最終的には6本 x 5列で合計30本、梅林となる苗木を植えました。

③牛舎の冬支度
牛たちを外へ放牧している間に牛舎の掃除をしてしまいます。
まずは、丁度良い長さの竹を切ってきて、天井についた蜘蛛の巣やホコリを払い落とします。

 

そして、床のお掃除、さらに牛たちの水飲み用のボウルの掃除をしていきます。皆さん、本当に丁寧に仕事をしてくれます。

 

次回は、扉の取り付けをして厳しい冬に備えます。

④新米の袋つめ
今年は豊作で、皆さんと一緒に作ったお米がなんと玄米で300kgになりました。これも、皆様がお世話をしてくださったお陰です。
聞いた話では、今までで一番豊作だったとのことです。今回はみんなで新米をいただくべく、玄米を無人精米所へ持って行き、精米します。

 

子供たちが丁寧に計りで必要なキロ数に分けて、袋つめをしていきます。
スピードと丁寧さが必要となる仕事にもかかわらず、一生懸命やってくれました。


⑤食事作り
そして、いよいよ皆さんが待っていた新米祭りです。今回は、一昨年の委員長のスポンサーで恒例のいくら丼です。
いくらは桑田シェフが前もって筋子の状態からほぐし、醤油漬けにしてきてくれました。2kg分を漬けてきてくださり、一人あたり200gも楽しめました。

 

 

自分たちで作ったお米を、旬な食材と一緒にいただけるのは本当に幸せでした。
今回は米沢と新潟から、美味しいお酒の差し入れも頂きました。

 

卒業生の作ったたまり漬けも差し入れとして頂きました。
スポンサー様、本当にありがとうございました!

 

今月のお誕生日は、いつも心強いサポートをしてくださっている濱田先輩です。

そして、朝は質素にというリクエストに応えてシャケ、お昼はちょっとスパイシーなカレーでした。

 

日曜日は天気もよく、外でカレーを頂きました。


那須農場復興支援室より

今回は多くの方にお手伝いをしてくださったお米が出来上がり、新米祭りを開催しました。
残念ながら人数が若干少なめでしたが、みなさんと一緒にこれまで労力を労いながら頂きました。本当に水分も多く含んでおり、大変美味しいお米が出来上がりました。
また、次回来られる方はぜひそれを楽しみに来てください。

子牛牛舎の方もほぼ完成という状態まで来て、年内には子牛もそこに入っているのが見られるかもしません。
色々と新しいことができ、楽しい那須の労働支援になっております。

ぜひ、また多くの方に来て頂きたいと思っており、そうした方たちを快くお迎えしたいと思います。
初めて参加してみたいという方でも全然OKですので、よろしくお願いします。

12月は12/15-16とクリスマスパーティを開催する予定です。是非ご参加ください。

那須農場復興支援室 宇野(D48)

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