2018年7月度那須農場復興支援労働報告

今年度第4回目の那須農場復興支援労働のボランティアを、7月28日(土)〜29日(日)に実施しました。
今年は7月は大雨で中国地方は甚大な被害に見舞われ、多くの方々が残念ながら犠牲になってしまいました。
7月中旬からは猛暑が続き、7/23には熊谷では41.1℃を記録しました。

数日前までは台風が関東に上陸するという予報もあったものの、当日は幸い西にそれて少し涼しい那須の労働となりました。
今回は同学会14名、女子部卒業生会5名、在校生2名、在校生父母3名、卒業生家族4名、一般の方2名の計30名の方がご参加してくださいました。

また、今回は田んぼをサポートをいただいております八月朔日様のご好意で、近隣の方との親睦を深めるため毎年行われる用水路の掃除、その後魚を放流し、子供達の魚の手づかみ、地元の方々とのバーベキューをするイベントにも参加させていただき、地元の方と交流を深めることができました。

7月の具体的な作業内容は下記の通りです。

①牛舎のお手伝い
②草刈り
③子牛牛舎の製作
④ロール置き場の整備・畑の手入れ
⑤近隣の方々との交流(川の掃除、バーベキューをしながらの親睦会)
⑥食事作り

今回写真が多いため、別途アルバムにまとめました。こちらも併せてご覧ください。

①牛舎のお手伝い
牛舎は牛たちの餌やりを始め、放牧している間に牛舎の掃除を行いました。
今回は背の高い方々の参加があったため、高いから所の作業を行なっていただきました。
子供たちも慣れた手つきで子牛たちの世話をしてくれています。


牛の情報を示すパネル部分の掃除

②草刈り
農場からメガソーラーまでの公道沿いの伸びた草を、エンジンカッターで刈っていきました。
みなさん、安全第一で仕事をしてくれています。今回は少し涼しくてよかったです。


昨年植えたアジサイもあっという間に草に覆われてしまうので、定期的に手で草取りをしています。

③子牛牛舎の製作
子牛牛舎はいよいよ、コンクリートで仕切りを作るための型枠を作っていきます。
親方の指導により、みんなで丁寧に枠を作っていきます。


コンクリート流し込むための枠を作り、上部が欠けづらくするために三角の板(面木)を貼っていきます。次回が楽しみです。

④ロール置き場の整備・畑の手入れ
前回整備したロール置き場で、雨が降ったとき水はけが良くなるようにユンボで溝を掘っていきます。


また、9月のキャンプの時に芋掘り体験ができるように、イベント室の人たちが畑の世話をしています。

⑤近隣の方々との交流(用水路の掃除、バーベキューをしながらの親睦会)
2日目の朝8:30に集合して、用水路の掃除を行いました。
壁についた草やゴミなどを拾い、道に出していきます。最後はローダーで撮った草やゴミを回収。


綺麗になった川にアユやヤマメを放流し、子供達の掴み取り。

川が綺麗になったところで、親睦会の本格的なスタートです。


獲った魚をさばき、本格的なバーベキューで楽しいひと時を過ごさせていただきました。


恒例のスイカ割りと、学部生によるじゃんけん大会で大いに盛り上がりました。

⑥食事作り
そして、忘れてはならない大事なお食事作りの紹介です。


毎回本格的な料理。今回も学園料理シリーズで、夕食はぎせい豆腐、ローストポーク、チキンなど。
カッテジチーズは、那須農場の牛乳から作っています。なんて贅沢な。。。。

 

 
今月の誕生日者と誕生日ケーキ。

最後は、途中の豪雨により、めったに見れないサビ川に水が流れていました。


那須農場復興支援室より

台風上陸の可能性があった中、今回も30名の方々が参加してくださいました。
お子様達の夏休みも始まり、猛暑の谷間で那須高原の麓でもあり少しだけ涼しかったと思います。

個人的に那須での労働が好きなのは、普段忙しく、複雑な人間関係を考えながら過ごしていますが、この労働にくれば、お互いに気が知れている仲間と会って楽しく、話ができるところです。
心が休まるのだと思います。だからついつい戻ってきてしまうのだと思います。

皆さんも様々な思いで来られているのだと思いますが、体力的には疲れているもののどこかスッキリして帰れるところに喜びを感じるのだと思います。
ぜひ、また皆さん様々な思いで集まりましょう。

次回の8月は8/18~19、9月は9/15~16で行いますので、ご都合のつく方は是非ご参加ください。よろしくお願いします。
リピーターもウェルカムですが、初めての方も是非ご参加をお待ちしております。

那須農場復興支援室 宇野(D48)

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