2018年6月度那須農場復興支援労働報告

今年度第3回目の那須農場復興支援労働のボランティアを、6月16日(土)〜17日(日)に実施しました。

梅雨の中、晴れてはいないものの雨には降られず、今回は同学会18名、卒業生会2名、在校生父母2名、卒業生家族3名、計25名の方が参加してくださいました。
その中には初参加が6名もおり、輪の広がりを感じうれしく思います。

今回の労働では、牧草ロールやデントコーン収穫前にできる準備と、那須農場の美化に力を入れました。

6月の具体的な作業内容は下記の通りです。

①牛舎作業の手伝い
②草刈り
③ロール置場作り、ロール運び
④ロールの周りの糸取り
⑤子牛牛舎の製作
⑥那須農場キャンプの準備
⑦食事作り

①牛舎作業の手伝い
牛舎ではみなさんが知った手順で牛舎の掃除、牛たちが放牧から戻って来たら餌やりとテキパキやってくれます。
牛さんたちが放牧されている間に牛舎を掃除し、牛舎に戻ってからは餌やりのお手伝いをしました。

②草刈り
草刈りは、卒業生が数年前に植えた桜並木沿いの背丈くらいまで伸びた草を、エンジンカッターで一生懸命に刈っていきます。
安全対策は忘れずに、みなさん一生懸命取り組んでいます。

 

桜並木もスッキリで、また桜が大きく成長をしてくれるでしょう。

③ロール置場作り、ロール運び
ロールとは春に植えた牧草を刈り、円筒状にまとめて発酵させたもので、牛の餌となります。
これらは刈った牧草をロール状に巻き、白いビニールで覆うことで雨などに濡れて腐らないようにしておきます。

そのロールは比較的早いペースで消費されるので、何ヶ所か場所を決めて集めておきます。
今回そのロールを置くスペースを確保するため、場所を整備しました。

 

 
やはり重機を運転している時の顔は皆真剣ですが、どこか楽しそうです

④牧草地、ロールの周りの糸取り
牧草地には、成長すると飼料となるデントコーンを植えています。
成長の早い段階では鳥に食べられてしまうため、鳥よけとして水糸のようなもので囲っております。

また、牧草を巻いたロールも鳥に突かれてしまうと穴が空いてしまい、そこから水が入って腐ってしまいます。
これも守るために糸で囲っておきます。今回は、その水糸を回収する作業を行いました。
長い距離を歩いての回収となりました。

 

⑤子牛牛舎の製作
子牛牛舎の方も、副室長の監督の下、コンクリートを流し込む準備をしています。

⑥那須農場キャンプの準備

今回は9月の那須農場キャンプに向けて、サツマイモを120株植えてあるところの草取りを実施。
これから9月に向けては雑草との戦いです。とりあえずは120株のうち、15本が枯れていたそうです。
歩留まりとしてはまずまずではないでしょうか?

⑦食事作り
今回も食事作りは本当にレベルアップしています。今回は学園の懐かしい食事というテーマだったそうです。


3食分の材料を買うとこんな感じ。一番心苦しいのはレジ打ちを待っている時です


そしていよいよ乾杯


今回は梅津さんが実家から差し入れを持ってきてくださいました/熱燗用の容器も持参です


6月の誕生日は、前田農場長夫妻をはじめとするこの方々です


6/3六本木で行われた「俺と牛コンテスト2018」惜しくも準優勝の前田農場長!おめでとうございます!


日曜日のお昼の食事。本当にレストランに来た感じです


同学会が5/5~6に植えた稲もすくすくと育っており、9月の稲刈りが今から楽しみですね


那須農場復興支援室より

今回もお休みのところ、25名もの方に参加いただくことができ、本当にありがとうございます。

これから夏に向けて、植えたデントコーンや稲、雑草なども急激に成長していきます。
このように週末だけでも日常の仕事から離れて、自然とのふれあい(戦い)を体験するとたくさんの事を感じ、喜びを感じます。

また、那須農場に集まったからこそお話ができる楽しみもあります。
このような環境を大事にし、また1日でも早く子供達が来れるように環境を改善して行きたいと思っています。

次回は当初の日程を少し変更をして7/28~29と労働を実施する予定です。また、お時間のある方是非御参加をお待ちしております。
リピーターもウェルカムですし、初めての方も是非ご参加をお待ちしております。よろしくお願いします。

那須農場復興支援室 宇野(D48)

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