北海道自由学園の会　報告

4月29日（土）午後、本年も札幌市白石区にある「ビストロ・プティット・レジョン」（J77 茶野下さん経営）にて開催されました。高橋学園長ご夫妻、高橋協力会会長、2017年度から就任された村山理事長をはじめ、北海道内各地・北海道外から女子部卒業生12名、同学会18名、ゲストも合わせて34名の参加となり、大変賑やかな一日となりました。

村山理事長は、長年音楽と教育に携わってこられたこと、理事長に就任されての思いを語られました。高橋学園長からは、女子部高等科3年生が授業で書いた「自由学園の好きなところ」という作文の紹介がありました。続いて、今年3月に新潮社から出版された『自由学園「 最高のお食事」～95年間伝統のレシピ～』（※）について、北海道に里帰りされていた庄司さん（J74）から、出版に至るまでの経緯や、この本に込めたられた想いについて伺いました。

（※）この本は、足立さん（J50）＆庄司さん（J74）の母娘を中心に、中林さん・菅原さん（共にJ74）のユニットによる制作です。本の印税は、全て自由学園協力会に寄付されます。

続いて高橋協力会会長（J54）は、自由学園に対して卒業生の経済的協力をお願いしたい、自由学園の教育をもっともっと広めるために、卒業生のご子息を生徒として受け入れ、学園を継続していきたいという熱い思いを語られました。 私達卒業生も在学中に支援して下さった方々のおかげで卒業できたことを振り返り、高橋協力会会長がご持参くださった、協力会主催の缶バッチ募金に協力いたしました。

美味しいフランス料理をいただきながらの「北海道自由学園の会」はあっという間に過ぎました。まだまだ「語り足りない！」ということで、閉会後は男子部36回生の吉島さんのワインバーへほとんどの方が移動。一年に一度の集まりですが、懐かしの学園生活、寮生活の話、今の仕事や家族の話に多いに盛り上がったとても楽しいひとときでした。

（68回生　大森）

ビストロ・プティット・レジョンの前にて