中部在住者の集い

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2017年6月18日に中日パレスにて男子部、女子部の卒業生合同で「2017年度  中部在住者の集い」が開催されました。男子部卒業生19人、女子部卒業生26人の総勢45人が参加し、お子様3人もお連れ頂いたほかに、懇親会では新たに2名の方が合流され、活気のあるものとなりました。
当日、村山順吉理事長(D32)、高橋和也学園長(D40)夫妻の他、同学会の浅野友介委員長(D47)と協力会の会長代理として鈴木さん(J65)らが出席。それぞれの立場で近況や取り組みを説明しました。

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高橋学園長は、近年生徒数の減少が続き、最近では東日本大震災の影響が大きかったが、様々な取り組みの成果で生徒数減少が下げ止まりつつあること。2017年度の目標を「社会につながる学び、世界に開かれた学校」として、自分のことを中心に考えがちな閉塞感が強いこの時代にこそ、学園が重視する考える力を磨くことが求められるていることなどをお話しされました。

村山理事長は理事長に就任する決意の背景のほか、聖学院小学校時代は、初等部の食事風景を職員に見学させたこと、現在は毎朝、生活団の門の前で子供を一人ひとり迎えていることを報告されました。拾ってきた葉っぱを目を輝かせながら渡す純真な心の話に、一同聞き入りました。

浅野委員長は16年度の実績と17年度の計画を報告し、「絆」をキーワードに会員間の親睦、学園の発展への協力、卒業生会との統合などに取り組んでいく意気込みを熱くアピールしました。

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協力会からはビデオによる活動紹介に始まり、寄付がどのように学園で使われているのかや寄付額の推移について説明がありました。協力会の寄付が生徒ひとり当たり年間12万円の補助につながっているという説明には、参加者からも驚きの声が上がっていました。この日だけで協力会への新規入会7名、会費の増額9名、随時寄付6名のお申し込みを頂きました。

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女子部卒業生の委員長からは中部在住の皆さん宛のお手紙があり、同級生が代読されました。

その後、出席者が近況を報告し、リタイア後の生活の楽しさや子育ての有意義さについての話しに耳を傾けていました。会の最後には「かかげよ旗よ」「野の花の姿」「男子部賛歌」を全員で歌って閉会となりました。

17:30からは近くの居酒屋に場所を移して懇親会が開かれました。寮生活で同じ部屋で過ごした仲間との邂逅、何年かぶりの懐かしい顔をみられたことの喜びに包まれました。

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懐かしい昔のアルバムを持参された竹村清さん(D32)の周りには人が集まり、昔話に花が咲いていました。竹村さんからは参加者の方々に色紙のプレゼントを用意してくださり、同学会本部にも命名の元となった「同志 同学 同行の友」の色紙を頂きました。

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学園が東京にあり、同学会の思考も東京を中心に考えがちですが、こうした地方の卒業生の方々の支援があってのことなのだと痛感しました。情報技術(IT)がいくら発達しても、やはり顔をあわせることの大切さもわかりました。これも中部の方々の温かさに触れたからだと思います。
最後になりましたが、集いの幹事業務を務めてくださった佐藤祐一さん(D40)に深く感謝いたします。

2017年度同学会副委員長 黒沢 裕(D48)

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