自由学園東北の会 報告

2016年度の集まりは7月9,10日に宮城県で行われました。

近年は土曜日前泊、日曜日のお昼に会を設けていましたが、今年は土曜日のお昼に仙台友の家で会を行いました。お昼だけ参加して帰られた方、お昼には参加できないけれど夜から翌日の会に参加された方合わせて32名が集いました。

仙台友の家では、高橋新学園長からスライドを交えたお話、同学会委員長、副委員長からの報告、卒業生会委員長から頂いたお便りの報告がありました。また、2011年にいわきで行われた東北の会から参加いただいているD18三木さん(前協力会会長)、協力会新会長J54高橋さんからお話を伺いました。参加者それぞれのスピーチ、J55小山さんからは仙台友の会にも協力していただきながら、おもに男子部の生徒が行っている十三浜でのわかめの養殖 (復興支援) の報告がありました。会終了後は、仙台友の会会員の卒業生を中心に皆が会場整理を行い、あっという間にきれいになりました。会の間も時折雨足が強くなり蒸し暑い天気でしたが、終わるころには雨も上がり宿泊先の秋保温泉へ向かいました。夕食時には、お昼に参加できなかった方のお話、高橋学園長よりスライドを用いた学園の報告 (現在の生活団から学部までの様子をスライドにして沢山お持ちくださいました )を伺いました。

翌日は例年行っている早朝礼拝の司会を高橋学園長にしていただき、1日を始めることができました。事前アンケートで現在の被災地の様子を知りたいと言う人が多かったので、午前中は名取市の閖上(ゆりあげ)地区に皆で出かけました。嵩上げ工事の始まっている閖上地区ですが、日和山(6.3m)から閖上地区全体を見渡しました。その後、震災前から日曜日に開かれている近くの朝市へ移動しました。各自朝市を見学したり、閖上地区の震災時のビデオを見ながら説明を聞いたり、と自由に過ごしました。

学園生活を懐かしく思いだしながら、現在の学園にも思いを寄せる時となりました。(58回生 佐藤)

仙台友の家にて仙台友の家にて

翌朝の礼拝風景翌朝の礼拝風景

閖上での集合写真閖上での集合写真

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