2015年10月度 那須農場復興支援労働報告(2/2)

<稲の脱穀作業の報告>
那須農場支援労働の一環として、稲の脱穀作業を10月10日(土)に実施いたしました。
9月21日那須農場キャンプのイベントで稲刈りを実施、「はざがけ」にて稲を天日干し乾燥させており、当初は10月3〜4日に実施する予定でしたが、天候不順で乾燥が進まず、乾燥期間を1週間延長しての脱穀作業となりました。

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稲運び、脱穀作業(コンバインに稲を投入)

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脱穀作業(コンバインに稲を投入)、米(籾付き)を麻袋へ。

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籾のみがコンバインに回収、稲藁は後方より排出されます。稲の整理が間に合いません。
トラック荷台に乗っているのが、今年の成果です(籾付きの状態)

 

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米(籾付き)を機械に投入。この機械で籾殻を取り除き未成熟・不良米を選別します。

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選別に合格した玄米が袋の中に入り、30kgで自動停止。

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30kg米袋の閉じ方を指導いただく。何事も経験勉強です。
今年の全収穫量(玄米)、昨年に引き続き豊作となりました。

 

5月9日に田植えを行い、その後天候にも恵まれ、8中旬まで稲は最高の状態で生育しておりました。しかし、8月のお盆過ぎから9月中旬にかけて、約1ヶ月続いた天候不順。特に9月9日〜10日の関東地方を襲った集中豪雨の異常気象。

しかし稲はその異常気象を乗り越え耐え続け、倒れることもありませんでした。9月21日無事に稲刈り収穫をする事ができ、10月10日脱穀、玄米になりました。

今年の稲作体験は無事に終える事ができました。田植え、稲刈り、脱穀と参加していいただいた皆様、有り難うございました。
また、普段より農業指導、田圃の管理を一手にしていただいているH様に心より感謝申し上げます。

 

震災復興支援室

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