自由学園 中部在住者の会2015

さる、6月21日、名古屋 栄 中日パレスにて、男子部、女子部合同で「中部在住者の会」が開催されました。学校からは佐藤史伸先生、同学会からは尾川副委員長、卒業生会からも太田、矢崎両委員長を迎え、男子部14名、女子部24名、合計38名が集まりました。当日は、宮嶋先生のお別れ会の日と重なってしまい、名古屋からも多くの方が南沢に向かわれましたが、会場の都合もあり予定通り開催しました。

初めに、佐藤先生から学園のお話をしていただきました。本来お越しいただく予定だった矢野学園長がご準備くださった資料を投影しながら、佐藤先生が女子部部長という立場で、女子部のエピソードをたくさん交えながらお話し下さいました。その後は卒業生会と同学会からスライドを交え去年の活動の報告と今年度の活動方針が示されました。委員長からの報告から、年を重ねるにつれ卒業生が学園の運営にかかわる活動が増え、充実してきているのがよくわかります。

地方からはなかなか参加できませんが、こうして皆さんの活動の様子を知ることは、意識の中で自由学園とのつながりを思い起こさせるいい機会だと思います。会の後半では、出席者の半数ぐらいの方にスピーチをしていただきますが、今年は皆さんが宮嶋先生とのエピソードをお話くださいました。遠足で山の頂上で握手した話、英語の発音にまつわる思い出、習字に関すること、そして、52回生の佐々木君からは、先生とのかかわりが自分の職業の決め手になったとの思いがけない話もあり、若い人ともしっかり関わられた宮嶋先生の姿を感じました。こうして名古屋で先生を偲ぶことができたことは幸いでした。

年に一度開かれる「中部在住者の会」ですが、初めて参加された方からは「楽しい時間が過ごせた」という感想をいただきます。ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。これからも、日曜日の午後のひと時こうして学園に思いをはせる集まりを続けていきたいと思います。

中部地区幹事 佐藤祐一(D40)

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