最高学部キャリア支援のお願い

3月1日の委員会では今年度の進路支援の実績報告をいたしました。

キャリア支援室は、専属の職員である男子部28回生の福井さんを中心に、同学会の委員長クラス前後の皆さまを中心とした15名前後のメンバーで構成されています。活動の例としましては、土曜のキャリアガイダンス、エントリーシートの添削、面接の練習やOBの紹介などの個別のフォローがあり、私も数年前その恩恵にあずかった立場として、手厚いフォローを頂いていると感じます。また、女子学生についてはメイクの講座なども行っており、就職に適したメイクを教えてくれるということで大変好評のようです。このようなキャリア支援の体制の強化、また景気の回復による新卒採用の拡大などの影響で、2013年度の新卒業生については、就職希望者に対して9割近くの内定率となっております。

しかしながら、現状はこれらOB・OGの活動はボランティアによる所が大きく、女性の場合は各々の仕事はもちろん、結婚、出産や転勤などの都合もあり、特に数名の女子部OGだけでは、そのフォローにいくばくかのムラがあることは否めません。ぜひ多くの皆さまのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

特に申し上げたいのは、“女性のキャリア”についてもっと考えよう、ということです。キャリア支援としてはもちろん内定がひとつのゴールではありますが、女性には結婚、出産、子育て、夫の転勤など、女性ならではのキャリアの分岐点があります。ですから、学生は本来「自分は女性としてどう生きていくべきか」を悩み、その上で働くことを考える必要があるのではないでしょうか。

女子部卒業生の皆さまの中には私が存じているだけでも正社員で活躍していたり、キャリアで頑張っている方が大勢いらっしゃいます。しかしそれだけでなく、たとえば自営業者として独立されていたり、主婦として子育てにまい進されていたりなど、これをご覧になっている皆さまは、それぞれが様々な人生を歩んでいらっしゃるとおもいます。そういった卒業生ひとりひとりの人生の中から話せることが たくさんあるのではないでしょうか。たとえばそのような観点からも是非ご助言をいただきたいと、私個人としては思っております。

進路支援委員は、最高学部のキャリア支援室と協力して学部生の進路支援活動を行っております。同学会就職支援号などをご覧いただき、ご支援いただけることなどありましたらキャリア支援室へどうぞご連絡ください。(進路支援委員 83 回生浅野)

このWebはコンテンツを保護しています。