シカゴより 35回生・古屋さんのお宅で

会報とホームページにて、女子部卒業生会の活動の様子をいつも楽しく拝見しております。私の住むシカゴでも、3人と少ない人数ですが年に2回ほど集まり、35回生の古屋さんのお宅で、美しい庭を愛でながらお昼をご一緒します。古屋さんは、ご主人様のお仕事でシカゴへ赴任以来こちらで生活。教会の聖歌隊や地域のシニア・センターのコーラス部門でボランティア活動に従事され、またタイで始めた油絵を長く続けておられます。ご主人様も楽しい会話と共に食卓を囲んでくださいます。

37回生の高山さんは、ミース・ファン・デル・ローエの門下生でおられる建築家のご主人様とご結婚以来、シカゴにお住まいです。ご主人様のアシスタントとして、また抽象画家であるお義父様のアトリエのお世話もなさり、幅広いご交友の逸話をご披露くださいます。

私は2002年、結婚を機にニューヨークよりこの地に移り、文教都市の制度を幸いに、現在地元の大学でビジネス・マネージメントの勉強をしています。お子様方をアメリカで教育されたお二人からいつも励ましの言葉をいただいております。

集まりの日は、古屋さんのご用意くださるお食事と持ちよりのものが食卓に並び、準備と後片付は皆で台所に立ち、にぎやかに過ごします。それぞれが女子部時代に戻り、時が経つのを忘れるほど、それは心がなごみます。大先輩にこうしてお目にかかるたびに女子部卒業生としての自覚を新たにできますことは、何よりと思います。

シカゴから15マイル程 離れたオークパークには、フランク・ロイド・ライトのスタジオがあり、またシカゴ市内でもライトの建築を見ることができます。起伏のないイリノイ州ですが、紅葉の時期、太陽の沈む頃、南沢の秋が懐かしく思い出されます。卒業生の方でシカゴにいらっしゃいます折には、私どもにお声をかけていただければ幸いです。海外ご滞在中の卒業生も大勢おられることを思い、その方々のご様子がもっと卒業生会へ届きますようにと願っております。

(55回生 雑賀)

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2010年4月11日 古屋さんのお宅で集まり。3人で「2010年度」「女子部卒業生会」「シカゴ」と掲げました

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庭には野生の鹿やハミングバードもやってきます

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