同学会次期委員長に佐藤祐一さん(40)が選出される

次年度同学会委員長 就任にあたり

平成22年1月16日
男子部40回生 佐藤祐一

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 このたび、40回生の総意により、来年度の同学会委員長に推挙されました佐藤祐一です。本日は、私が経営する会社で年1回行われる経営指針発表会という会議がございますため、この同学会新年総会に出席することができません。お許し下さい。よって、私の同学会委員長就任にあたってのご挨拶は、40回生の橋直彦くんに代読いただきます。
 さて、私は名古屋で事業をする身ですので、思うに任せないところがありますが、在京の40回生から、「あとは任せてくれ」という力強い言葉をもらっておりますので、皆の力を借りながら、何とか一年間この責任を果たしたいと思っています。
 学園を卒業して25年、海外での留学を経て、社会人として、また経営者として今まで過ごしてきました。その中で、自由学園は常に私にとって理想の組織でした。経営者として、自分で組織を作り、育てていく立場になると、その思いは一層強くなります。自由学園は、母校という意味だけでなく、創立者の理念を愚直に追い求める、理想の組織として、永遠に続いて欲しい学校です。
 ところが、学校を取り巻く環境は、大変厳しくなっています。学生数の減少が、その象徴的な現象です。
 同学会の規約には、「この会は、会員相互間の親睦、ならびにこの会と自由学園との相互連絡を密に保ち、かつ、自由学園の発展に協力することを目的とする」と書かれています。
 これからの同学会には、特に後半に書かれている「自由学園の発展に協力する」というところへの具体的なサポートが求められているように思います。
 次年度の同学会が何か特別なことが出来るとは思いませんが、これまで、諸先輩方の築き上げてきた活動を継続発展させ、後輩たちにつなげていきたいと思います。
 今年度委員長である39回生山下委員長とは、男子部時代に山下さんが男子部委員長のとき、私が副委員長を務めさせていただいた関係です。今回、この任を引き継ぐにあたり、何か特別なものを感じます。
 至らないところが多くあると思いますが、40回生の皆はもとより、先輩、後輩の皆さんのご協力をいただき、精一杯努めさせていただく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

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