第１１回サッカーフェスティバル開催

第１１回サッカーフェスティバル開催

（参加者　約160名）

　平成２１年１１月２３日（月）毎年恒例のサッカーフェスティバルが素晴らしい天気に恵まれる中開催された。
　サッカーフェスティバルは、学園中でサッカーを盛んにし、将来の学部サッカー部の選手層を増やすことを目的に始まり、初等部からＯＢまでが一堂に集まって交流する事で、生徒やその父母の方々が、学園ならではのサッカーの楽しさと一貫教育の良さを感じつつ将来学部のサッカー部で活躍したい、させたいと希望を抱いてもらえるよう毎年ＯＢ主催で開催されている。
　１１回目となる今回は企画進行役を村山さん（３８回生）から濱野（４４回生）が引き継ぎ、新しい企画も取り入れながら行われた。午前中は初等部からＯＢまでが１チームにそれぞれ入り、山本太郎先生（６４回生）が進行する中、全１６チームでミニサッカー大会が行われた。

（男子部山本太郎先生（64回生）がミニサッカー大会の説明とチーム分けを行う）

　今年から優勝チームには優勝カップが用意されミニサッカーとはいえども白熱する試合展開となった。優勝は森木郁夫さん（４３回生）藤澤卓さん（６２回生）白根誠也君（学部３年）角田燎君（高等科１年）松島大輝君（中等科２年）松島直輝君（初等部５年）＜松島君は兄弟＞のチームが制し、塙会長（２６回生）から優勝カップが授与された。

（ミニサッカー大会）

（ミニサッカー大会表彰式。塙サッカー部OB会長（26回生）からカップを贈られる）

優勝チーム・左から　白根誠也（学部3年）・藤澤 卓（OB･62回生）・森木郁夫（OB・43回生）・松島直輝（初等部5年）・松島大輝（男子部中等科2年）・角田 燎(男子部高等科1年）尚、松島君は兄弟です

　午前中の締めはグランドを半分ずつ使い、シニアＯＢ戦及び初等部同士の試合を行った。シニアＯＢ戦では未だ衰えないスーパープレーが多々飛び出し、参加ＯＢは久しぶりにグランドの感触を楽しんだ。初等部の生徒達も広いグランドを駆け回り元気なプレーを見せた。

（シニアOBチーム対抗戦）

　昼食は男子部記念ホールでミニサッカー大会のチームでテーブルを囲んだ。佐藤さん（３０回生）のルール当てクイズではサッカーの常識問題から難問、奇問まで盛り込まれ、学びながらも楽しめるアトラクションとなった。
　矢野学園長から「自由学園のサッカーの繋がりを大切にしながら生徒、ＯＢとも成長してもらいたい。」という挨拶がある中、それを受けた各部の主将、南沢ＦＣ、南沢蹴球団などＯＢチーム代表から力強い活動報告がされた。同日開催された南沢フェスティバルからは田島協力会会長が飛び入りで来られ、互いの盛会と協力につきご挨拶された。
　毎年昼食は男子部サッカー部生徒のお母様に温かいものを作っていただいており、食事においても学園ならではのあり方を実現していただいていることに全員が感謝し、お母様へ感謝の拍手をもって昼食の集いを終了した。
　午後は年代別オールコートの試合を３試合行い、中等科、高等科の新チーム、学部、若手ＯＢが持ち得る力をフルに発揮した熱戦が繰り広げられた。それぞれの結果は学年上位のチームが勝利するものとなったが、高等科ＶＳ学部の試合では、前半０－０と高等科が大健闘し高等科のチーム状態の良さとチーム力について観戦する誰もが評価する内容であった。後半はさすがに実力の差が出て学部の連続得点により高等科敗戦となったが中等科への影響も含め男子部チームへの期待が高まる内容であった。

（中等科1.2年ｖｓ中等科3年+高等科1年）

（学部ｖｓ高等科・今年度学部サッカー部キャプテン・高橋 将君）

（学部ｖｓ高等科・秋のリーグ戦の優秀選手に選ばれた佐藤幸宏君、ビブス10番）

　参加者は約１６０名（初等部生徒父母４０名、男子部生徒父母５０名、学部２０名、ＯＢ５０名）となり、会の終了時にはグランドのセンターサークルを参加者で囲み、塙会長（２６回生）鈴木康平先生（３１回生）が音頭を取る中、男子部賛歌を合唱して解散した。
　フェスティバルの盛会につきご参加いただいた方々及び運営ご尽力いただいた方に心から感謝するとともに、生徒達の成長を祈りながら次回に向けて良い準備をしていきたい。

４４回生　濱野　誠