第5回委員会の報告

今年度最後となる第5回委員会が、3月7日(土)に行われました。雲ひとつない穏やかな青空のもと、145人が明日館に集いました。

礼拝では、司会の50回生が讃美歌405番「神ともにいまして」を選んでくださり、清風寮で学期末の解散のとき歌った讃美歌として、なつかしい思いを分かち合いました。また卒業時に恵子先生が「自由学園では目に見える資格は与えられないけれど、見えない大きな種を蒔きました」と言われたエピソードに、卒業生それぞれが各地で種を育て、実を結んでいることを思いました。

続いて委員長から1年を振り返ってのお話がありました。ホームカミングデイ、卒業生大会、ミニセールなど、それぞれの係に感謝の言葉が述べられた後、来年度は卒業生大会とホームカミングデイが同日に行われること、大会の記録が出来上がったこと、3月14日の理事会で評議員が発表されることなどの報告がありました。
会計の係からは、12月のクリスマス献金で、卒業生が関わる9つの福祉施設に寄付できたことと、2月末時点での年間会計報告が行われました。
会報は、現在164号が最後の編集段階に入っているそうです。係からは今までの仕事の流れについて報告があり、1年限りの委員だけでなく、継続的に関わっていく担当者の必要性が提案されました。
また、催し物の係からは、11月7日に南沢の記念講堂でC.W.ニコルさんの講演会が決定したという報告がありました。学園や同学会とも協力し、ぜひとも成功させたいとのこと。「よい催し物をするには時間がかかる。単年の委員だけでなく、継続的な関わりが必要では」との提案が、ここでもありました。
その後、ステージ上のスクリーンで、ホームページの紹介が行われました。毎回の委員会報告をはじめ、卒業生会の行事をタイムリーに伝えて、委員会のよき伴走を務めていきたいとのお話でした。

最後に委員長から「この委員会で、さまざまな年代の人とお会いできてよかった。委員は終わるけれど、今の感謝の気持ちを忘れず、みんなで学園のことを思い続けていくことが大事だと思う」というお話がありました。その後、家族ごとにお茶をいただきながら懇談し、「野の花の姿」を歌って散会となりました。
1年間、無事に委員会を務められたことを感謝しています。ありがとうございました。
(64回生 副委員長)

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左・春を告げる白木蓮
右・家族ごとの懇談

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