2008年度 卒業生大会の報告

10月18日土曜日。雲ひとつない秋晴れの南沢で、今年も卒業生大会が開かれました。出席者は479人。最高齢の方は8回生で98歳、遠くはフランスからの参加もありました。

礼拝は54回生の後藤田さんの司式で、讃美歌187番を歌い、ヨハネによる福音書8章31~32節を読みました。卒業生なら忘れることのない「真理はあなたたちを自由にさせる」の一節が、広い世代の方たちと共に読むことで、一層深く心に刻まれました。その後、矢野学園長から「卒業生の皆さん、お帰りなさい!」という温かいお言葉。懐かしい学園に帰ってきたことを、あらためて実感いたしました。また、食の学びや、学部生の海外での学会発表など、現在の学園の活発な様子も知ることができました。

次に、節目のクラスからのお話を伺いました。76回生は、看護師の道を目指した丸山さん。66回生は、生体肝移植の大手術を乗り越えた小早川さん。56回生は、長崎でシスターとして歩む岡さん。46回生は、青森友の会から社会に働きかけている武田さん。26回生は、戦争中の学園について語った林さん。16回生は、大正昭和平成の時代を生き抜いてきた渡辺さん――。重ねた年月は異なっても、それぞれが学園のよき手紙でありたいと願い、真摯に生活してこられたことに、胸を打たれました。
また、36回生30人の皆さんが、学園時代に学んだ「アベ・マリア」など2曲を、66回生小早川さんが「小さい秋みつけた」など3曲を歌ってくださいました。(詳しくは、12月発行の次号会報をご覧ください)

お茶の会は、場所を移して最高学部の食堂で行いました。食事部製作の秋らしい無花果のケーキとクッキーをいただき、「野の花の姿」を歌って、感謝のうちに閉会しました。会場の外では9クラスが参加してのミニセールも行われ、なごやかな時間はしばらく続きました。

学園の先生方、最高学部の係の方たちなど、多くのみなさまのご協力で、心あたたまる一日となりましたことを感謝しています。(64回生 副委員長)

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左・当日の掲示板
右・受付の準備

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左・記念撮影後に談笑する36回生

右・節目のクラスがお招きを受けた女子部食堂

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左・礼拝で讃美歌を歌う
右・学園の秋の花が飾られたステージ

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左・大会後にはミニセールも
右・和やかなお茶の会

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