7月12日 東北在住者の会

東北6県には、同学会と合わせて、約100名の卒業生が在住しています。地域が広く交通の便の悪いところも多い土地柄ですが、10年ほど前から6県持ち回りで、毎年集まりを持つようになりました。

今年は7月12日に泊り込みで親睦会、翌13日に卒業生会と、2日間にわたり仙台で行いました。
矢野学園長にもおいでいただき、宿泊組は12名の参加。仙台市郊外の広々とした高原の温泉で、寛いだ雰囲気の中、笑い声が溢れた楽しい夜を過しました。
翌朝は、高原の爽やかな空の下で、矢野先生に礼拝をしていただきました。「種を蒔く人」のお話には、私たちがそれぞれの場所に生き、よい畑を作る使命を持っていることを、改めて思わされました。山を仰ぎながらの礼拝は、在学中の遠足の朝を思い出させてくれたひと時でした。

お昼の卒業生会までの時間は、伊達政宗の霊廟「端鳳殿」を見学。その後、日帰り組が8名加わり、食事を共にしながらの会を持ちました。スライドを見せながら、学園長から最近の学園の様子などのお話があり、続いて参加者の話を聞き合いました。6月に起きた大きな地震の震源地近くにお住まいの室崎さん(男子部34回生)からは、被害の様子などの報告もありました。ご高齢で卒業生会に参加できない方々のために、会として何かできないか、との提案などもありました。

「東北在住者の会」が今後も自由学園に連なる者の組織として、ますます意義のあるものとなっていくことを望んでいます。

58回生 幸喜

Img_0601_2 Dscn1590 左・2日目の参加者がそろって
右・伊達政宗の霊廟「端鳳殿」の見学

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上・映像を見ながら、学園長のお話を伺う

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