6月14日 第2回 ホームカミングデイ

「卒業生大会や体操会では見られない生徒の普段の生活をぜひ見てほしい」との学園の提案により、昨年からホームカミングデイが行われるようになりました。

午前中に行われた授業参観は、教室風景は変わったものの、熱意を持って教えられる教師に生徒も生き生きと反応していて、大変よかったとの感想が聞かれました。

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左・正門前の受付
右・中等科2年生の英語の授業

昼食は、女子部食堂には10名の卒業生が入り、生徒と歓談するなど楽しい、また懐かしい時間となりました。学部食堂には、約30名の卒業生が入りましたが、明るい近代的な校舎の中で、男子学生と女子学生が一緒にテーブルを囲み、お食事をする光景は、卒業生にとってとても新鮮でした。

昼食後、女子部体操館で女子部生徒と学部女子学生30名による弦楽アンサンブルの演奏、中等科3年50名による合唱が行われました。昨年なかった新しいプログラムということもあり、「今日はこの演奏を楽しみにきました」という方もいらっしゃいました。
演奏が始まると、会場内は厳かな空気に包まれたようにしんと静まり、弦楽器の心地よい響きに誰もが耳を澄まして聞き入っていました。
これだけの人数の弦楽器演奏をすぐ目の前で聞けることは、卒業してからはほとんどない人も多いと思うので、本当に貴重で素敵な時間になったと思います。
中等科のコーラスも、清々しい歌声で、遠足などで忙しい中、この日のためによく練習していたことが伝わりました。

引き続き、記念体育館では羽仁淳先生の体操があり、50名近い参加がありました。
幅広い年齢層でしたが、誰もが気軽にできる体操を指導してくださリ、音楽に合わせて手足を動かす程度のものでも、やっているうちに息が切れ、見た目よりもかなり運動になっているようでした。
淳先生の懐かしい掛け声とおしゃべりで、楽しいひと時が過ごせました。

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左・弦楽アンサンブルの演奏の前に、にこやかに話される矢野学園長
右・羽仁淳先生の指導で楽しく体操

当日は、心配していたお天気には恵まれたものの、午前中に東北地方で大きな地震があったために交通がストップして欠席になられた方がいらっしゃいましたが、最終的に、出席は116名(うちご家族大人1名、子供11名)でした。

66回生 宇佐美・柴田・深堀・石渡

今年は昨年のアンケートに寄せられた感想や意見を汲んで頂き、弦楽アンサンブルの演奏と合唱も聞かせて下さいました。「とても素晴らしいですね」と申し上げましたら、「練習してきて、この日が一番良い力が出せていました」とのことでした。随所にお心配りいただき、ゆったりとした一日を過ごすことができました。生徒の皆さん先生方に心から感謝いたします。

54回生 委員長

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左・有志による大芝生の草取り
右・緑の風渡る体操館には談笑の輪が

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