男子部遠足情報提供のお願い

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男子部35回生 山本 幸右さんより、男子部遠足状況提供のお願いが届きました。


男子部35回生 山本 幸右

学園を退職後にボランティアで図書館にある「遠足」と「植林」に関する資料の整理をしています。現在は遠足の栞の整理を進めており、記録保管に各年の栞を3部ずつの保存を進めています。そのため、栞がない、または不足している年度があり、図書館に寄付して頂ける方を探しています。

また、本番の栞以外にも足慣し、本番の補足やその他勉強や、その年に工夫して作った印刷物等も対象としています。栞の整理後は、記録写真の整理も行います。これらの目的は、情報不足を補い、遠足の歴史をつなげることで、学園教育の特徴の一つである遠足について在校生が学び、かつ、より良い遠足を行うための材料となる事としています。次に卒業生が自分たちの体験を見直すための資料になるようにと考えています。

会員の皆様のご協力をお願いします。

ちなみに「いつ、どこへ登ったのか」という基本的な情報ですが、男子部創立から戦争期を経て1949年までの記録は、ほとんど残っておりません。『自由学園100年史』によれば、1950年に普通科・高等科が富士山登山を行ったことが、本格的な登山遠足の最初であったと記されています。それ以降の記録はありますが、遠足にまつわるエピソードや情報もお寄せいただければ幸いです。

例えば、普通科ではある時期まで社会勉強も兼ねて鉄道を利用し目的地へ赴いていました。1984年の普通科遠足では燧ケ岳への登山が行われましたが、その際には団体行動のマナーが評価され、上野駅の駅長から感謝状を頂いたこともあったそうです。残念ながら感謝状の現物は見つかっておりませんが、このようなエピソードなども、ぜひ共有頂ければ幸いです。

栞が一冊も無い年は以下の表の通りです。

年度登頂先リーダー回生区分
1952年前白根山16回生合同
1967年天狗岳31回生普通科
1972年富士山33回生高等科
1985年蝶ヶ岳49回生普通科
1988年涸沢岳49回生高等科
2007年燧ヶ岳71回生普通科

なお、上の文章にも記載させて頂きましたが、1935年から1949年までは、戦争を挟んでいることもあり、1935年に山伏峠に行ったようですが、それ以降に遠足があったかどうか不明です。
これらに関する情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非、お知らせください。


情報提供の方法

  • 紙資料(遠足の栞等)
    東久留米市学園町1−8―15自由学園図書館「男子部遠足情報整理係」までご送付ください。
  • その他の情報提供・お問い合わせ
    下記メールアドレスまでご連絡をお願いいたします。
    QRコードを読み取っていただくと、メールア ドレスを読み込んで頂けます。
    メールアドレス:Jiyuensoku@gmail.com
    窓口:男子部46回生 小林 克彦
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