2024年度北海道南沢会開催のご報告

2024年4月29日に北海道南沢会が開催されました。

 桜が見ごろとなった札幌に、21名の北海道南沢会員と、更科幸一学園長ご夫妻、塙 健司100周年記念募金委員長、自由学園広報部の藤 清人部長、南沢会委員長・副委員長各1名、会員のご家族も含め、合わせて28名が集まりました。

 

北海道南沢会は、近年では毎年4月29日に開催され、今回は記念すべき50回目の開催を祝う会となりました。20代半ばから90歳に近い方までさまざまな年代の会員が集い、在学中に北海道で卒業生と交流したことをきっかけに移住してきた方や、そうした方々を温かく迎える長くお住まいの方、世代を超えて交流する様子に、会としての歴史の長さを感じました。

 会では藤広報部長に乾杯のご挨拶をいただき、更科学園長より学園の近況報告、南沢会より今年度の活動方針や行事について、100周年記念募金塙委員長より募金の進捗と予定している関連イベントの告知をしていただきました。参加者全員からもご挨拶と近況報告をいただき、欠席された方からのお手紙や近況報告も届けられ、北海道ならではの暮らしぶりや、個性豊かな活躍を垣間見ることができました。

 更科学園長からは、自由学園在学経験者の最大の関心事でもある、共生共学となった中等部、高等部の様子を、写真やユーモアあふれるエピソードを交えてお話しいただきました。参加者は驚きや笑いの声をあげながら、新たな環境で模索しながら前向きに学ぶ生徒たちの様子を熱心に聞いていました。

南沢会からは、本部委員会の活動について春の明日館や那須農場支援労働の様子、新緑が美しい自由学園の写真をお見せしながら報告させていただきました。写真をお見せすることで、より一層思い出話に花が咲き、終始楽しい雰囲気で会はお開きになりました。

 今回の会を通じて、変わらずに四季を感じさせる美しいキャンパスや、その中で自由学園が変化・進化している様子をお伝えすることは、自由学園や南沢会に対して日常的に関心を持っていただくうえで重要な要素となり、南沢を離れて全国各地や世界で暮らす会員の皆様の励みになるのではと思いました。 本部委員会の活動報告を通じて、こうした様子を積極的に発信することが大事な使命であると感じた会になりました。

自由学園南沢会
2024年度 委員長 梶浦 泰子(J73)
副委員長 秋山 研吉(D53)

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