2021年4月吉日
2021年度自由学園南沢会本部委員会

自由学園南沢会発足のご挨拶
「いざ南沢!」 ~いつでも集える場、こころの拠り所~ 

 

 この度、自由学園女子部卒業生会と自由学園同学会は、自由学園創立100周年の節目を機に統合し、新たな同窓会組織「自由学園南沢会」が誕生しました。

 「自由学園南沢会」の理念は、「同志同学同行の友として集い、相互の親睦を深め自由学園ならびに社会の発展に寄与する」ことです。両会が統合することにより「自由学園南沢会」は6,000人近くの規模の同窓会組織になり、100歳を超える方から最年少は18歳という年齢の幅で、自由学園の同窓生が一つにまとまります。

 自由学園は100年前の1921年(大正10年)にまず女子部が創設され、14年後の1935年(昭和10年)に男子部が開学したという歴史があります。その両部の同窓会組織として、女子部卒業生会は、卒業生同士の交流や学びの場として戦前から小規模の集まりが発足し、戦後1953年(昭和28年)に委員会組織が作られ、現在に至っています。同学会は、男子部1回生が卒業する1941年(昭和16年)に、ミスタ羽仁の「卒業したらクラス会はできるだけ開くようにせよ」の言葉より発足しました。

 私たちの先輩方が毎年築きあげてきたその思いが代々受け継がれ、その歴史があったからこそ2021年(令和3年)自由学園南沢会が誕生します。私たちは、そのことを改めて認識し、敬意をもって、自由学園南沢会へと歩み出しましょう。

 今年度の委員会は女子部70回生、男子部50回生が中心となり南沢会の運営にあたります。我々委員会は、これからの「自由学園南沢会」の歩みを示すことによって、統合して良かったと思っていただけるよう精一杯努力をし、次の100年に向かって新しい歴史を築いていきます。自由学園南沢会が、老若男女さまざまな人にとって、こころの拠り所になることを願っています。

 今年度委員会では「いざ南沢!」を合言葉に掲げました。「いざ南沢!」という言葉には、自由学園南沢会にいつでも、どこからでも、どなたでも参加できるように。という思いが込められています。同時に「いざ鎌倉!」と馳せ参じた『子供読本』の「鉢の木」の主人公のように、「学園に一大事があれば「いざ南沢!」と駆けつける同窓生でありたい」と願う気持ちも表しています。

 初年度は、試行錯誤の連続で、滞りなく運営できないことも多々あるかと思います。しかし、委員会が理念に忠実であり続けるならば、会員の皆さまには温かい寄り添いの心で見守っていただき、参加してくださるよう心よりお願い申し上げます。

 「自由学園南沢会」という繋がりを誇りに思えるよう、心のつながり拠り所になれるよう、互いに「思いやり」そして「寄り添う」気持ちを忘れずに、皆さまご一緒に新しい一歩を踏み出して行きましょう。