助産師(2012年7月7日)

自由学園を卒業後、看護短大へ進学し、看護師・助産師の資格を取得後、6年間病院の産婦人科に勤務しました。妊娠を機に退職後、現在は子育てが中心ですが、病院勤務と保健センターの赤ちゃん訪問をしています。

は、高等科の頃に、身近な人の妊娠、出産、子育てを通して変化していく姿を見て素敵だなと感じたのがこの仕事を目指すきっかけになっています。日々命と向
き合うことは喜びも多い反面、厳しい場面もあり大変なこともありますが、人と丁寧に関わること、答えは一つではない、ということなど学園での学びや経験が
看護や助産のなかで自然と生かされていることを沢山感じています。また、学園で培った精神力がずいぶんと生かされていると思います。何を仕事にしていくに
しても、その時自分ができることを一生懸命にしているといつか役に立つ時がくると思います。日々の学園の生活は大変なこともあるかと思いますが、友人や先
生との関わりを大切にしながら目の前のことに取り組んでいってください。今日は学年が近い卒業生の方々と久々の再会もできうれしい日でした。ありがとうご
ざいました。(76回生・齋藤)

齋藤さん仕事道具 (640x427)
訪問の時に使う仕事道具。手前が赤ちゃんの体重計(ばね秤)。
人形のように赤ちゃんを寝かせて吊り上げて目盛りを読みます。

このWebはコンテンツを保護しています。