理学療法士(2011年2月19日)

都内の病院で仕事をするようになって17年。大人へのリハビリテーションを経て、この1年は小児専門の病院で、赤ちゃんや幼児に運動発達を促す事を専門にしています。

女子部の生活を通して、「たくさんの仕事を抱えていても、一つ一つ集中して片付けていけば必ずできる」「忙しければ忙しいほど、ながら仕事ではなくその時その事だけに集中することで気持ちに余裕が生まれる」ことを体験し、知っていました。

リハビリで赤ちゃんを抱っこする時、考え事をしていると落としてしまうかもしれません。人工呼吸器や点滴をつけて命をつないでいる子供には、呼吸のリズム、肌の感触、筋肉の緊張の度合い等を、感覚を研ぎすまして観察する必要があります。女子部にいた8年間は、集中力を養うのにとても良いときでした。

毎日多くの人や未知の病気、障害と出会い、いつもぶっつけ本番の真剣勝負です。人の力ではどうにもできない事ばかりというのが実感ですが、「人事を尽くして天命を待つ」の言葉通り、自分と出会った患者さんにはプロとして、誠意を持って全力を尽くしたいと思っています。(68回生 飯島)