同学会ラグビーチーム、リベンジを果たす

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                   <第2回ラグビーOB戦を終えて>
                                             男子部教師室 蓑田圭二 
 前回のむし暑い中でのゲームとは打って変わって、穏やかなカラッとした天候の中で、2回目のラグビーOB戦が行われました。今回はレフリーに、私の大学時代の先輩でもあり、現在茨城県ラグビー協会理事・関東協会公認レフリーの天野和彦氏を迎え、協賛企業として、コンバート社にも出店をお願いし、少しばかりフェスティバル色を出した会になりました。
 ゲームの内容は、OBチームが常に先行するかたちで進み、最後は1点差(トライ数でも、3本-2本で勝ち)で逃げ切り勝ちを収めました。今回教師会からは4人が参加させてもらい、OBの中にも最近までクラブチームで現役だった方もあり、人数的にはギリギリの状態でしたが、チームもずい分かたちになってきたように思います。この日は、期末試験中ということもあって、解散後の部活動が無い生徒も多く、最後まで在校生がグランドで応援してくれたことも嬉しいことでした。
 当初この会は、”年2回くらいで”ということでスタートしましたが、ゲーム後の打ち上げで、「卒業生の追い出し試合をやろう!」ということになり、実施初年度にして早くも前向きな広がりを見せています。授業で学んだという経験が発展して、OB戦が行われるという不思議な体験に続き、追い出し試合まで行われてしまうという、まさに異次元体験にまで突入してしまいました。
”汗や流血を通してOBが伝えるもの”は、おそらく卒業証書や祝辞などとは全く違った重みのあるものだと思います。またその後の集まりで、これも通常ではありえない関係で酌み交わす酒は、”大家族自由学園”を象徴する光景のようにも思えます。学生にとって貴重な経験の場を提供して下さることに、本当に心から感謝するとともに、教員を代表してお礼を申し上げます。
 さて次回は、3月8日が開催日になります。もっともっと幅広い年代からの参加を期待しています。実際にゲームに参加されなくても、いつまでもラグビー熱にうなされているメンバーの姿を見て楽しむのも一興かと思います。是非、グランドまで足をお運び下さい。
                    <初めてラグビーチームに参加して>
                                           角田 望(男子部教師、D37)
 始まりは、7月の同学会チームと学部チームとのラグビー対戦であったと思う。もう40歳を迎えようという46回生を中心に何人も集まり、足を攣ったり肉離れしたり、果ては肋骨を痛めながらも踏ん張る「勇姿」がまぶしく、爽やかであった。その静かな感動がラグビーにそこまで熱心でなかった私に何か夢を与えてくれたようである。誘われて「じゃあ今度は出るよ」との軽い約束は、気がつくと決心に変わっていた。怪我しないためにも腕立てなどの筋トレを始め、それなりの準備と覚悟をすることになった。
 当日は実に逼迫した熱戦。フォワードの私は2本目にモモカンが入ってスクラムで踏ん張れなくなり退場してしまったが、実に爽やかで充実していた。教師会から蓑田先生、新任で大学時代ラグビー経験のある林剛先生、さらに山本先生(D35)が加わっていたのも嬉しかったし、前回よりも幅が広がっている同学会員と一緒のグランドに立てたことが何よりであった。落ち着いて考えれば、50近くなってラグビーをしたいというのは極めて無謀なことである。ただ、今回は肉離れはあったものの誰も大きな怪我をしなかったのもすばらしい。形成途上の同学会ラグビーチームがさらに参加者を増やし、ますます強くなって、みんなで(出せる力を出しあって)楽しめることを心から願いたいと思う。
 

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