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Home 南沢Forums 公式Web/IT関連 南沢会Web機能の削減についてご意見ください。 返信先: 南沢会Web機能の削減についてご意見ください。

  • 田中 登

    田中 登

    モデレーター
    2024年12月23日 at 11:01 PM

    谷畑さん、有難うございます。

    クラス内の連絡手段について法的側面から確認された内容は、他の会員の方にも参考になると思います。挙げられている条件は現在のWebで満たされていますが、今回Web機能を削減する場合はこれら機能は無くなります。

    1.標準設定では個人のメールアドレスは開示されません(設定変更は個別に可能)
    2.南沢会員の資格がある方のみ参加可能。情報別/ユーザー別に情報へのアクセス制御が可能
    3.登録時の本人確認のための仕組みを導入
    4.ユーザー登録に必要な個人情報は最低限にとどめ、南沢会で管理
    5.標準で所属クラスグループを形成するとともに、自由にグループの追加/変更が可能
    6.連絡先を開示しなくても会員間で自由に連絡が出来る仕組みを提供


    ご参考までに、現在のWeb構築時に意識した内容は次の通りです。

    ■名簿の代替機能(今回の削除対象)
    冊子の名簿は完全な連絡先が記載されず、また更新の頻度も不明です。連絡先等の最新情報を確認するには、個別に問い合わせて郵送での回答となりますが、手間も掛かりタイムリーな対応も難しい状況です。それらを改善することを一つの目的として下記機能を実装しています。
    ・名簿機能の代替
     多様な条件でのソートや検索が可能。
    ・会員間の連絡機能
     メールアドレス等の連絡先を開示せずに、会員間で連絡が可能とする機能を提供。
    ・個人情報の管理機能
     ユーザー自身が個人情報を管理/更新可能とする
     (南沢会のデータベースと同期することも可能ですが、現在はWeb上のみの登録です)
    ・情報アクセス制御
     各種情報の公開範囲を設定可能とする(非公開/特定の相手のみ公開/誰でも閲覧可能など)

    ■会員交流の促進(今回の削除対象)
    南沢会の会員のほとんどは会員交流に参加できていないのではないかと考え、距離や時間などの物理的な制約が無いオンライン上の交流の場を提供することを目指しました。

    それ以前のWebは一方的な情報発信の場であったのに対して、様々な方法での会員同士双方向での交流が出来る仕組みを構築しました。いわゆるFacebook的なタイムラインの南沢Baseをはじめ、クラス等のグループを形成してグループ内でのコミュニケーションが出来る仕組みや、個別テーマでディスカッションをする南沢Forums、南沢Ask等を提供しています。写真などのメディアを使って、多様なコミュニケーションが可能となっています。

    ■Web上の情報制御と通信費の削減(今回の削除対象)
    共通IDとパスワードによる会員限定情報の共有はセキュリティ的にも好ましくないため改善するとともに、せっかくWebがあるのに会員への通信方法は郵送に頼っていましたので、その点の改善も目指しました。

    会員個人を識別するIDを設定し、ユーザーID登録時には本人確認も実施することで会員以外の方のアクセスを遮断できます。Web上の情報への細かいアクセス制御を可能とすると同時に、各会員へのメールによる発信も可能とすることで、印刷費や郵送費用の削減も実現しています。紙で情報を送られても処分に困っている方もいらっしゃるかと思いますので、資源の節約にもなります。

    ■会員それぞれの個別ニーズに対応(今回の削除対象)
    世の中には様々な方がいらっしゃるのと同じく、南沢会員もそれぞれ個別の事情などもあり求めているものが異なります。一律で同じルールを適用するだけでなく、可能なところについては個別のニーズに対応できる選択肢を用意することを心がけました。例えば南沢会報について「郵送で受取り」と「オンライン上で閲覧」を選択可能です。会員の個人情報についても、各情報の記載内容や閲覧可能なユーザーの設定は個別に変更することが可能となっています。

    ■スマートフォン対応(今回の削除対象)
    Webブラウザに慣れない方のために、専用のスマートフォンアプリも用意しました。専用メッセンジャーのように簡単にメッセージのやり取りなども可能です。

    ■構築/運用費用の低減
    コスト低減にもこだわって構築しています。必要なアセットに初期費用として20万円程度掛かりましたが、その他技術的な作業などは全て無償で対応しました。さらに、持続的に仕組みを提供できるように毎年の運用費用はできるだけ掛からないよう十分に考慮して設計しています。

    しかしながら、無償での対応を継続はできないので最低限の費用をお願いしています。その費用でさえ負担が困難ということであれば、組織として何を優先するか根本的な部分を突き詰めた方が良いと思い、この議論をオープンさせていただいています。

    ■プライバシー保護について
    基本的な考え方は昨日投稿した「④セキュリティ/プライバシー対応など」にて述べた通りです。ただ、今回のWeb機能削減の理由も含め、プライバシー対応についてはもっと議論をしても良いと思います。

    今回、会員リストの削除については「全会員の同意を得られていない」ことが理由と聞いていますが、本質的に何が問題なのかをもう少し明確にした方が良いのではないかと思います。
    2022年に発行された冊子の名簿の発行の際は全員の同意を取得されていたのでしょうか?私個人は同意をした覚えが全く有りません。それが問題だとは思っていませんが、今回のケースと何が違うのでしょうか?

    個人情報だからと闇雲に制限することが良いとも思っておらず、適切な情報を適切な目的のために使えるように整備することが重要だと考えています。連絡の役に立たない名簿の代わりに、具体的な連絡先を開示せずに個人間での連絡ができる仕組みを提供する一方、他学年も含めた会員の氏名を確認する意味で会員リストを「会員限定で」提供することは意味のある目的のための機能だと考えています。
    (余談ですが、今年委員会に却下された「記録資料のWeb掲載」も同じ考え方で推進していました。資料は適切な目的のために適切な管理の下で公開して有効活用すべきであり、プライバシー保護の対象だからと金庫の中に厳重にしまっておくだけでは意味がないと思います。)

    南沢Pagesに載っているお店などの情報も、一般的にWeb上で掲載されている情報を参照しており、良くあるお店紹介の転載と何が違うのかが分かりません。問題点を明確にして、改善すべき点を整理したほうが良いのではないでしょうか。こちらの問題点も、本人の承諾を得ればOKなのであればそのように対応すれば良いと考えています。

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