墓前礼拝と2022年度最後の本部委員会会議

【活動報告】墓前礼拝と2022年度最後の本部委員会会議

2023年3月18日(土)、あいにくの雨でしたが、本部委員会有志で雑司ヶ谷の羽仁先生の墓前に今年度の活動報告に行きました。草取りをして掃除をし、自由学園新天地のお花を活けて、礼拝をしました。

司会の男子総務室長が選んだ讃美歌は405番。
「かみともにいまして/ゆく道をまもり、/あめの御糧もて/ちからをあたえませ。/また会う日まで、/また会う日まで、/かみのまもり/汝が身を離れざれ。」
聖書はローマの信徒への手紙12章4~8節「わたしたちの一つの体は多くの部分から成り立っていても、すべての部分が同じ働きをしていないように、わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです。(後略)」でした。

 

今年度、卒業以来30年ぶりに集い、それぞれの役目をはたして自由学園南沢会の一部として活動してきた私たちが、また各々の生活に戻ってゆく、けれどもそれは元の生活にただ戻るのではなく、今年度の経験と友との交わりをもって新たな日々になると思うと話してくれました。南沢会に費やした時間の多くは家族と過ごす時間だったと思う、その時間をくれた家族にも感謝したいという思いは、皆が共感するところでした。

その後、できるだけ対面で集まろうと、明日館の教室をお借りして開催した最後の本部委員会会議には、本年度委員だけではなく、次年度やその次の年の担当クラスの人も参加して、オンラインも含めて40人近くが集まりました。

議事が終わった後に聴きあった2022年度メンバーのひとこと挨拶では、「大変だったけれども楽しかった!」「クラスの人と一緒に働いて、皆のこれまでの人生を感じた」「記念講堂や女子部食堂、台所での働きなど、もう一生ないと思っていたことができて、自由学園にまた入れたことが嬉しかった」「在学中に関わりのなかったJ71D51だが、一緒にできて、同級生で同じ時に学園で過ごした仲間なのだと実感できた」などの感想が晴れ晴れとした表情と共に語られ、守られて一年を終えることへの感謝と感慨でいっぱいになりました。

2022年度は「四通八達! 南沢会」を本部委員会の活動テーマにしてきました。統合初年度の2021年度本部委員会の皆さまが築かれた土台の上に、そのテーマ通りに各室が室長を中心に、新たな形、よりよい道筋を検討してきた一年だったと思います。
さらに検討すべきこと、見直すべきこともありますが、J72D52を中心とする2023年度本部委員会によく引き継ぎ、南沢会が会員にとって「家庭」「仕事」に加えたもう一つの居場所、サードスペースとして生涯の居場所となるように、これからも協力していきたいと思います。

今年度お支えくださいました会員の皆さま、地方や行事であたたかい声かけをくださった方々、惜しみなく力を出してくださった支援メンバーの皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

(2022年度自由学園南沢会委員長・本部委員会一同)

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