「2022年度 南沢大会」を終えて

「2022年度 南沢大会」を終えて

10月15日(土)、新行事「南沢大会」を開催し、無事に終えることができました。
当日は午前10時から午後4時まで自由学園記念講堂音楽室で展示を行い、午後1時半からは「還暦を祝う会」を記念講堂で行いました。

 

「還暦を祝う会」へは0と1のつく回生の皆さまのみのご招待となりましたが、154名が参加され、ソーシャルディスタンスを取りつつ1階会場を埋めるほど、大勢の卒業生が集いました。また、同時配信のZoomウェビナーは69名が視聴。会場スタッフの女子部71回生・男子部51回生、お手伝いに来てくれた女子部72回生・男子部52回生も含め、参加者は計273名でした。

自由学園弦楽オーケストラ演奏、梅田俊明先生の指揮によるジョン・ラター作曲の『弦楽のための組曲』で始まった会は、温かな雰囲気の中、委員長による礼拝、高橋学園長からの自由学園近況報告、募金委員長の100周年募金のお話と続きました。

そして、最高学部委員長からの「お祝いの言葉」と「記念品の贈呈」のあと、還暦を迎えられた女子部61回生と男子部41回生のクラス代表の方にスピーチをいただきました。自由学園での学びを基に、在学中の思い出や卒業後のご経験を話され、学生へのメッセージを込めた内容に満場の拍手が送られました。

 

その後、男子学生による自由学園グリークラブの『平林』のアカペラ合唱があり、総勢33人の迫力ある美しい歌声に聴き惚れました。それから女子学生の自由学園コアグループも加わって、校歌「自由をめざして」1番をアカペラ合唱、2番は会場の全員で歌い、委員長による終わりの挨拶で閉会しました。

午前から開かれた展示には、招待クラスの方だけでなく他の回生の会員や在校生も訪れ、和やかな空気の中、熱心に各クラスの作品をご覧になっていました。
在校生からは「興味深く面白かった」「時代が違うのにこれほど共感できるとは」などの感想が聞かれ、卒業生でない教職員の「歴史を感じた」との声、南沢会会員の「南沢会がこれからも卒業生にとって心が帰れる場所であってほしい」などの思いに、運営にあたった本部委員一同、苦労が報われる思いがしました。

 

ご来場いただきました皆さま、ウェブでご参加くださった皆さまに、厚く御礼を申し上げます。会の様子、展示物は、ウェブサイト「2022年度 南沢大会まとめ」でご覧いただけます(弦楽オーケストラ演奏だけは、著作権の関係で配信することができません。ご了承ください)。

今回写真が多いため「南沢大会まとめ」ページのフォトアルバム(会員限定コンテンツ)に収載しました。こちらも併せてご覧ください。

会員限定コンテンツのログイン名とパスワードは、南沢会報第3号24ページ(最終ページ)に載っています。また、来年1月発行予定の南沢会報第4号でも南沢大会について紙面を多くとってご紹介予定です。楽しみにお待ちください。

南沢会委員長

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